週報「武庫川のほとり」2013.12.1

       「よき力に守られて」
 一昨日の「阪神クリスマスフェスティバル」で工藤篤子姉が紹介してくださった曲で皆さんに反響があったので、調べてみると「讃美歌21」に入っていました。ボンヘッファー牧師がナチ政権を批判し逮捕され、処刑前に婚約者に送った詩だそうです。まだ理解できない「特定秘密保護法」という用語を横目で見ながら、悪い歴史を日本が繰り返すことのないようにと祈りました。ディートリッヒ・ボンヘッファーだから、いい歌です。


  1、善き力にわれかこまれ 守りなぐさめられて
    世の悩みともにわかち 新しい日を望もう
  2、過ぎた日々の悩み重く なおのしかかるときも
    さわぎ立つ心しずめ、 みむねにしたがいゆく
  3、たとい主から差し出される 杯は苦くても
    恐れず感謝をこめて 愛する手から受けよう
  4、輝かせよ主のともし火 われらの闇の中に
    望みを主の手にゆだね 来たるべき朝を待とう
  5、善き力に守られつつ 来たるべき時を待とう
    夜も朝もいつも神は われらと共にいます