大阪ケズィックコンベンション

 今日と明日と明後日は「大阪ケズィックコンベンション」という集会が持たれています。場所は大阪リバーサイドホテルで行なわれ、ここで合計9回の説教が語られます。ケズィックはスコットランドの湖の美しい村で、長い長い歴史を通して、敬虔主義の説教が語られてきました。

 敬虔主義とは何かと言いますと、500年前には熱かったプロテスタント教会だった筈なのに、いつの間にか冷ややかなプロテスタント教会になってしまったことから、そんな教会への反動として起こったのが敬虔主義運動です。例えば、明治の最初に待ち構えたように熱い熱い愛を携えて日本に来てくださった宣教師たちも敬虔主義運動の影響を受けた宣教師たちでした。戦後、同じように待ち構えたように熱い熱い愛を携えて日本に来てくださった宣教師たちも敬虔主義運動の影響を受けた宣教師たちでした。日本のキリスト教会はそのように敬虔主義の恩恵を受けて始まりました。ケズィック運動もそのような敬虔主義の流れの一つです。この流れはただ熱いだけではなく、深い深い神との交わりを求めます。私は、今回も、この「ケズィックコンベンション」で、祈りの奉仕と受付の奉仕をしています。

 私の所属するメノナイトブレザレン教会も、丁度150年前に、メノナイト教会の中に敬虔主義の運動が起こって、メノナイトブレザレン教会になったという経緯があります。