週報「武庫川のほとり」2013.07.28

    キリスト教会の教派間理解を深めましょう
 キリスト教会には、カトリック教会とプロテスタント教会東方教会という三つの教会があることをご存知ですか。そして武庫川キリスト教会プロテスタント教会です。プロテスタント教会は、500年前に中世ローマカトリック教会に対して宗教改革をしたことから始まりました。しかしそのようなプロテスタント教会も改革が必要でした。例えばある時代、いのちを失ったプロテスタント教会に対して敬虔主義運動が生まれ、多くの教派が生まれました。聖書には教会はキリストのからだであり、それぞれの器官で成り立っていると言われていますから、神さまは色とりどりの花壇の花のように教派の違いを用いておられるのでしょう。自分の教派だけでは欠けが生じるのでしょう。ある教派は選びを強調し、ある教派は自主を強調し、ある教派は聖潔を強調します。ある教派は聖霊を強調し、ある教派は平和を強調します。でもどの強調点も聖書の中心的真理です。私たちの尺度はいつも「聖書」。非日常性を求めたがる聖霊運動の行き過ぎには注意し、教派間理解を深め、愛の配慮が広がれば、と思います。