映画「ヤコブへの手紙」を観ました。

書くことが、祈りだった―
フィンランドの片田舎、白樺に囲まれた古い家。 深い後悔を胸に秘め、心を固く閉ざしたレイラ。 人々からの手紙を待ち続ける盲目の年老いたヤコブ牧師。 そして、悩める人々からヤコブ牧師への手紙を届ける 郵便配達人。 意外な組み合わせの3人が紡ぐ、手紙を巡るある物語―

 よくできた、さすがアカデミー賞受賞映画、良い映画でした。映画館は、バレンタインデーで賑わう、梅田のロフトの地下でした。この映画の登場人物は殆ど、ヤコブ牧師と恩赦を受けたレイラの二人だけでゆっくりと時間が流れていきます。郵便配達人は何度かは登場してきますが・・。物語は、このレイラの心がヤコブ牧師の愛によって、次第に溶けていくという単純なストーリー。それだけと言えば、それだけです。しかし、キリストの愛は必ず人の心を溶かしていくんだと信じる私がいて、先先ストーリーを読み込んでいく自分を感じました。

 「私たちは愛しています。なぜならまず神が私たちを愛してくださったらからです。」聖書