「日経おとなのOFF」の「聖書入門」を紹介してくださった方に、この本をもらいました。濃い内容でしたよ。牧師ですので、牧師として、気にかかる部分もあるのですが、それでも、よくまとめてある本だと思いました。そのなかにキリスト教主要教派系統図がありましたので、写真で撮って、載せました。
キリスト教主要教派系統図を作成するのは楽しいのですが、なかなか難しいです。でも割合、シンプルでよくできている系統図だと思いました。系統図を作るのが難しいというのは、例えば、私の所属する日本メノナイトブレザレン教団は、再洗礼派であるメノナイト派に属していますが、ドイツルーテル派の反動である敬虔主義の影響を受けてできた教団ですし、また神学的には他教派と同じように、カルヴァン派の影響を長い間受けてきました。またアメリカの福音主義の影響も強く受けてきました。この動きを系統図に表すのは不可能でしょう。身びいきで、メノナイト派がバプテスト教会と並んでしっかりと書いてもらっているので一応満足しつつ、でもこれって、カトリックが中心に書かれているんじゃないの、とも思いつつ、眺めています。
