聖書日課「日々のみことば」(詩篇125篇)

※今日のデボーション(個人静思)の箇所は詩篇124篇でした。デボーションとは、決められた聖書箇所を読んで、黙想し、祈る(神さまとお話する)ことです。時々、プログに載せたいと思っています。


 「揺らぐことなく」(124篇1節)という言葉が一番心に飛び込んできます。1995年阪神淡路大震災で「揺らぐこと」を経験し、昨年は東日本大震災で「揺らぐこと」を経験し、気になる言葉になりました。1995年の「揺らぐこと」はオウム真理教事件を通して宗教不信に繋がり、2011年の「揺らぐこと」は原発とその隠蔽問題に繋がり、本当に日本は大丈夫なのか、根底からの「揺らぎ」になっています。もともとキリスト教とか、聖書とか、は、「揺らぐこと」を経験しないと、見えにくいものかもしれません。なぜなら本当に「揺らぐことなく」を知らせる宗教なのですから。「神さま、どうぞ、私が牧師として、自分の中にある、揺らぐ部分(下からの知恵)と、揺らがぬ部分(上からの知恵)をちゃんと仕分けることのできる私にしてください。」