週報「武庫川のほとり」2013.09.22

           富士山噴火

 先週は「日々の御言葉執筆者研修会」で富士山の麓のマラナサチャペルという教会で研修を受けてきました。講師は宮村武夫師で私が東京の神学校時代に教えてくださった先生でした。今回の学びで、パウロの心のなかにはマグマのようなものがあったのだということを教えてくださいました。パウロ書簡、どの聖書箇所を読んでも、いつもパウロが伝えたい聖書の全体像が、地中のマグマのように存在しているというのです。そして、聖書の脱線箇所のようなところから、そのマグマが噴火してくるのだそうです。文章の流れがおかしいなあと思うような聖書箇所にそれが見られるのだそうです。この日、朝早く起きて、誰もいないところでデボーションをし、富士山を眺め、ススキがとても美しく、鹿と出会ったりもしました。しかし表面的には穏やかでも、もちろん地中の奥ではマグマが存在しているのでしょう。例えば、ローマ章8章18〜25節は、脱線箇所に思える箇所なのですが、ここにマグマが吹き出す噴火が見られるのですって、「聖霊の原理」が書かれてあるローマ8章をじっくり読んでみてください。