1078、説教者は説教者の説教を一つでも多く聞く中で成長すると思う

 説教者が定年になり、他の説教者の説教を毎回聞く年代になると、謙遜に他の説教者の説教を聞くことができるかどうか、これは深刻な課題だと思う。どんな説教からも力を頂いているそのような先輩方を尊敬する。それから、ナウエンが言うように、教えることよりも教えられることをという姿勢を現役の時に学んでいく必要があると思う。有田先生の言われた「入れないと出ないよ」という当たり前のことは、いろいろな意味でアーメンである。聖書、聖書解釈、書籍、他の説教者の説教、様々な福音の物語、聴衆への観察、分析、対話、何しろ謙虚にならないと説教者はやっていけない。