二十世紀の主要な神学者たち―私は彼らからどのように学び、何を批判しているか
- 作者: 近藤勝彦
- 出版社/メーカー: 教文館
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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1、私の辿った神学の歩み
2、カール・バルトとの出会いと挌闘
3、ラインホールド・ニーバーの深淵な聖書的知
4、わが青春のパウル・ティリッヒ、そしてその後
5、エミール・ブルンナーの人格主義とその問題
6、着想の冒険家ユルゲン・モルトマン
7、ヴォルフハルト・パネンベルクの歴史の神学
8、トレルチ研究とその後
9、伝統的でファンタスティックな神学者ファン・リューラー
10、神学の押さえどころ
11、神学を学ぼうとする人々に
「エミール・ブルンナーの人格主義とその問題」の最後の文章
「出会いの神学は、三位一体論によって根拠づけられなくてはならないと思うのです。そうでなければ、関係の中で他者に依存する神になってしまいます。しかし残念ながら、ブルンナーの神学には「三位一体の神」の考察が十分にあるとは思えません。出会いの神学が人格と制度についてもっている狭さも、もっと根本の三位一体論から規定されれば脱却できない問題ではなかったとも思われます。」