私の旅日記

私の旅日記7(スピリチェル・ジャーニー)

しかし、私はこのような過去の影響の延長線上に、チルチルミチルがわが家に青い鳥を見つけたように、霊性とは全く無縁だと思い込んでいた、わが家のなかに、今の霊性理解に導く鍵を見つけることができた。それは義父の「アルコール依存症」であった。「アル…

私の旅日記6(スピリチェル・ジャーニー)

東京基督教短期大学神学科を卒業して後、2年間の仕事をする機会が与えられて後、MBの福音聖書神学校に入学することが許可された。福音聖書神学校では聖霊論の授業があった。そこで有田優師より紹介されたのが、F・B・マイヤーと、それまで違和感さえ覚えてい…

私の旅日記5(スピリチェル・ジャーニー)

5、東京時代の友人たちから受けた影響 東京時代の友人たちは、みんな教派の異なる友人たちであった。日本同盟教団を中心に、単立教会、日本バプテスト連盟、長老教会、日本基督教団、北海道メノナイト、九州メノナイト、兄弟団、基督兄弟団、改革派、保守バ…

私の旅日記4(スピリチャル・ジャーニー)

4、東京での奉仕教会の影響 東京基督教短期大学神学科に入学して、東京にはまだMB教会がないことを幸いに私は三つの団体で奉仕をした。1年目はある宣教団体で開拓伝道のお手伝いをしたが、信者さんはみんなお客さまのような感じで、外から訪れた私としては、…

私の旅日記3(スピリチャル・ジャーニー)

3、東京基督教短期大学神学科での影響 北米MBのライフスタイル、大挙伝道的ライフスタイル以外のクリスチャン生活を知らぬまま、内向的な性格の私は、自分勝手に作り上げた律法主義の海岸で自己崩壊状況となり、罪の泥沼のなかで精神面もずたずたに引き裂か…

私の旅日記2(スピリチャル・ジャーニー)

2、大挙伝道の影響 私にとって、宣教師の影響と大衆伝道の影響はかなり重なるところがある。メノナイトの流れはユニークな面を持っているが、そうであっても、やはり宣教師も大衆伝道も同じアメリカからやってきたものであった。私が生まれたのは1959年、日…

私の旅日記1(スピリチャル・ジャーニー)

1、MBの北米宣教師からの影響 我が霊性の故郷は今も信じ続けている古き良き昔のアメリカである。私は日本MB教団の初期の牧師の家庭に生まれた。幼児期に瞼を開いたときにはすでに北米宣教師の上品で天国を思わせるような笑顔があり、まだ幼い耳なのに、北米…