一昨日の日曜日の説教はローマ14章、「信仰の器を大きく」


 誰よりも自由人でありたい。私の恩師、三谷幸子先生(現在101歳)は子供の頃、ごはんのなかにウジ虫が入っていることに気づきました。彼女のお母さんは「すでに食べたのだから大丈夫、感謝を捧げて頂いたのでしょう。後はもう食べないでいいです。」というふうに三谷幸子先生に教えたそうです。

 お祈りをして、感謝して、信じて食べたらそれはすでに聖いという教育を母親から受けたのだそうです。彼女は食事を終え、疑いを持つことなく、純粋に素直に神さまに感謝して、お腹を下すこともなく、食事を終えることができたのです。彼女は今101歳ですが、今も尚自由人としての模範です。「すべてのものは神さまが造られたんだから、すべてが聖いのだとのパウロの自由人としての生き方と同じ生き方で今も生きておられます。と同時に、本当の自由人は、相手の人を愛するために、その人の文化に合わせて、自己を縛り、相手をつまずかせないようにするんですって。彼女の凄いのは、50歳も下の私の文化に合わせてくださったことです。私がもし70歳まで生きたら、20歳の人たちの文化に合わせることができるだろうか。「若者文化」「お年寄り文化」「阪神文化」「日本文化」「韓国文化」「在日文化」「都市文化」「〜教会文化」一杯の多様な文化の中で、大きな器の自由人となりつつ、イエスさまを紹介するために、相手の文化に合わせて伝えていきたい。