懐疑と信仰の狭間で思索する、理屈っぽい一人の有名な社会学者である著者、ピーターバーガーに、次のような祈りについての確信が与えられたようです。 「わたしの若い頃の知り合いに、いつもどこか上の空のところがある愛するべき人物がいた。ドイツ系プロテ…

昨日、うちの伝道師が一人の方と交わる機会があり、その方から「仏教もキリスト教もお祈りは同じですよね」と言われたそうで、それで、その人に同じじゃないことをそれとなくお伝えしたそうです。そうすると、その方は「ああ創造主ですね」と言われたそうで…

11月22日の「今日の礼拝説教からのワンポイント」で、「お祈りはキリスト教のものなんだなあ」と書きましたが、この点に関して、最近出版された「現代人はキリスト教を信じられるか」（ピーター・バーガー）はわかりやすく伝えてくれています。有名な社会学…

ピーターバーガーを読んでいると、次のフォローもちゃんとしてくれています。 でも仏教の人もヒンドゥー教の人も人格神のようなものに祈っているんじゃないですか。しかし、彼は言います。 「ヒンドゥ教でも仏教でも、（マックスウェーバーの言う）「達人の…

やっぱり、「天の父なる神さまぁ」と神さまとお話しする世界と、黙って瞑想し、神秘の海に自己を溶かしていく世界とは全然違う感じなんだろうなあ。神秘主義的な一体感を追求する世界と、本当に人格神がおられるんだったら、そのお方と語らい、ふれあう世界…

だらだらとこの話題を続けてしまいましたが、これぐらいにします。別の楽しい話題にしたいと思います。でも最後に、この一年で私が一番、感動し、インパクトを受けた「気づき」をお伝えします。もちろん、本に書いてあったことですが、牧師を長年しながら全…

90歳を超えた病床のクリスチャンでない女性が最近、「主我を愛す」という讃美歌を歌われたり、「主よみもとに近づかん」という讃美歌を歌われたりしているんだそうです。そして娘さんがこの方の声を聞いていると、どうも間違いなくお祈りをされているんです…