一昨日の聖書日課はローマ13章1-7節でした。

 一昨日の聖書日課でローマ13章1-7節でしたから、今週は「権威に従う」ことについて考えることができました。アンバリーと別れて、これからも行き来できるんだから、また会いましょうと言いました。でも、そのことを思う時、権威によって世界の秩序が保たれているから、お互いに会えるのだということを忘れてはならないと思いました。イスラエルに行った時、アメリカ人よりも日本人であることで、国家から守られているということを強く感じました。また右傾化時代で戦うべきことはあっても、一方で日本の憲法によって、キリスト教は守られていることも感じるのです。そんなことを思う時、今ある権威による秩序にどれ程感謝せねばならないかと思いました。第一テモテ2章1節には、高い地位の人たちに、すべての人たちに、願いと祈りととりなしと感謝を神さまにささげるように勧められていて、クリスチャンたちが威厳ある、落ち着いた人生を過ごすためだとも言われています。本当に、総理大臣のゆえに、日本国の権威のゆえに、感謝をささげることをしているかなと思いました。

 いつものように総理大臣の顔が疲れ顔になってきています。日本の権威が揺れ動いているような気がしてなりません。権威が喪失して権威主義が横行することがありませんように。権威主義は悪ですが、権威は善です。権威主義がなくなれば、平和に近づきますが、権威がなくなると平和は遠ざかります。

 【MBのアイコム信仰告白の国家に関する部分】
 国家:神は、すべての人が幸福な生活に導かれるための責務を国家に与えておられます。キリストに従う私たちは、政府の権威に対して敬意を払い、そのために祈りますが、ただ神にのみささげるべき献身を国家にささげることのないよう、その誘惑に立ち向かっています。すべてのキリスト者の第一の忠誠は、まず何よりもキリストの王国とそのからだである教会にあります。それぞれの国と社会の中にあって、キリスト者は他の人と協力して弱者を守り、争いを減らし、貧しい者の世話をし、正義と平和と真実を促進するのです。