週報「武庫川のほとり」2012.11.11

  米国大統領選
 オバマ氏がロムニー氏を打ち破りました。アメリカの福音的、聖書的なクリスチャンたちは、キリスト教の異端、モルモン教ロムニーさんを選ぶか、自由主義キリスト教オバマさんを選ぶか、難しい選択を迫られたようです。日本に生きる私たちは政治をどう考えていきましょうか。まず、国家というのは、聖書の神の国とは全然違う、所詮世俗国家であり、そこに住まわせてもらっていることを忘れないようにしましょう。と同時に、限界ある世俗国家を良くしようとしている政治家の皆さん、特に自分が支持する政党でなくとも国家を導いてくださる総理大臣のために祈ることを忘れないようにしましょう。また私たちの教派は500年の歴史のなかで政治家になることを控えた歴史もあります。ですからクリスチャン政治家よりも他の良心的な政治家を選挙で選ぶこともあっても良いことでしょう。私たちは世俗国家に対しても責任を果たしつつ、何よりもイエスキリストの福音を伝える教会共同体を草の根的に広げていきましょう。